前回の記事で、英語上達には文法の習得が必須だというお話をしました。じゃあどうすれば「確実に」文法を習得できるのか? というお話をします。
「どの参考書がいい」とか「この勉強法がいい」とか、いろんなことはありますが、ここではそういった話はしません。そんなことよりも重要な話があるからです。もちろん勉強法・理論は必要です。ただ、もっと大切なものがあるという話です。

そもそも自習を継続できないなら、方法論を論じても意味がない

どんなに素晴らしい教材を買おうと、どの国に留学しようと、どんな先生に習おうと、身につけるための自習、予習・復習を継続できなければ、大半は無駄になります。当然ですが、自分で参考書を読み進めないと頭には入らないし、予習復習しないと授業内容は身につきませんよね。当然ですね。
でも問題は、その自習を本当に継続できますか? ということです。
 

語学留学の真実

人は自分が思っているほどは努力を継続できません。毎日の出勤や通学なら継続できるでしょう。あなたもそれはやっているはずです。でも、英語学習者の多くは自習を継続できません。新しい参考書を買い足しては、最後までやり切れないまま貯まっていきます。また、留学を目指している人の大半は、留学のための準備の自習をできません。これが留学の真実です。
私も留学経験者ですし、多くの留学生を見てきたので知っています。ネットも使って調査もしてきました。多くの留学生は、「留学を効果的にするためには事前に英語を勉強しておいたほうが良い」と、一応は思っています。でも実際には、殆どの人はその事前学習をあまり出来ないまま留学に出発するのです。
なぜか? それは、留学は強制じゃないからです。
日々の出勤や登校には、ある種の拘束力が働いています。行かなきゃ怒られるし、出世もできません。そのうち解雇され、生活できなくなりますね。しかし留学は違います。そもそも留学は、行かなくても別にいいものです。本人の自由意思で、人生の追加オプションとして、行きたい人だけ行くものです。だから義務じゃないし、そこに向けての努力をしなくても怒られません。だから、準備の学習をしないのです。
「なんだ、そんなことか」と思うかもしれませんが、それが真実です。強制力がないから地道な自習が続かないのです。留学のためにスーツケースを買ったり服を新調したりといった準備は、率先してやりますよね。それは無条件に楽しいという効果があるし、ラクだからです。それも真実です。
 

準備学習なしで留学に行くとどうなるのか?

初級者であればあるほど、準備学習なしで行くと留学中に英語力が伸びません。
英語は建物と同じです。強固な基礎の上にこそ建ちます。しかし、基礎の文法を自習できないまま現地に行ってしまうと、基礎がない上にいきなり英語で英語を説明する授業が始まってしまいます。基礎がない上に高度なことが始まるわけですから、消化不良になります。それでも少しは伸びるのですが、効率が悪いのです。その外国に数年間いられるのならそれでもいいのですが、普通の語学留学では留学期間が数か月から半年程度しかありません。効率の悪いことをしていると、本当に英語が伸びないまま、留学は終わってしまいます。留学生活というものは、本当にあっという間に過ぎ去っていきます。
日本にいるときにはそんな状況をイメージできないから、危機感を抱くことができないのです。だから、事前の準備学習ができてなくても、「まあ、現地に行ってから頑張ればいいや。行けばやるでしょ」と思って、勉強せずに行ってしまい、現地で意外と英語が伸びずに困るのです。
これは、留学業界が長いあいだ抱え続ける問題です。
その解決法は次回②にて!
マレーシア留学と留学準備コーチングプログラム SKYGATE INTERNATIONAL